「堀川通 未来のみどりアイデアブック」をつくりました。
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(ちょっと重いです。18MBあります。)
緑あふれる堀川通をつくりたい
堀川通は2つの世界遺産(二条城と西本願寺)をつなぐ都大路ですが、御池―四条間には広幅員に見合った豊かな緑がなく、魅力が感じられません。
堀川みどりのまちづくり会は、夏は涼しい木陰となる、緑あふれる堀川通をめざして「堀川木陰まつり」を開催します。
マイナス20℃の
木陰づくり
2018年の夏は異常な暑さで私たちの記憶に残るのでしょうか。それともこの暑さが常態化して、私たちの季節感が変わってゆくのでしょうか。
いずれにしても、木陰によって都市を冷ますことを真剣に考える時代になったのです。
この2組の写真は堀川通の風景と温度(サーモグラフ)のセットです。
上のセットでは、ビルの影や大木の木陰が30℃台で日なたが50℃台であることが分かります。
下は四条堀川の「雨庭」最低温度が30℃、アスファルト舗装が50℃以上になっています。(2018年8月1日撮影)






大きな木があって、流れがあって、風が吹けば、人は集まって来る。(写真は一条戻り橋付近)
3つの世界遺産をつなぐ
みどりの都大路
堀川通は上賀茂神社、二条城、西本願寺の3つの世界遺産をつなぐにぎわいの文化軸であり、北山と鴨川の自然をまちなかに運ぶ「風の道」ともいうべき環境軸です。
京都市は2010 年(平成22)に「緑の基本計画」を策定しました。
その基本方針では「水と緑のネットワークづくり~生態系ネットワーク、風の道を創出する」とあり、緑の配置方針が示されています。
その中で堀川通と御池通が、京都盆地の中心軸となる、南北と東西の太い「緑の軸」となっていることが注目されます。
堀川通が北山の豊かな自然と都市の緑のネットワークをつくり、ヒートアイランド現象を緩和する「風の道」となるのです。
